さいたま市 与野本町の獣医、いちも動物病院の眼科診療|PetLifeIchimo与野 | 眼科

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眼科


眼科

外来「眼科」診療

小さな家族の高いQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)のために、「眼の健康」はとても大切です。

それほど昔ではない、かつて。
「犬や猫は嗅覚などの感覚が鋭いから、眼が見えなくてもダイジョウブ」なんていうことがホンキで言われていたりしました。それは…「眼が見えなくても死なない」という意味だったのでしょうか…???
以前よりもずっと“どうぶつのココロ”の側に立って大切に考えるようになった現在においては、「もちろん、そんなことがあるわけがない」と言えます。

小さな家族の眼が見えなくなったら、どうぶつ自身はもちろん、ご家族の方々にもたくさんの不安や心配や不都合が生じます。可能な限り、一生にわたり小さな家族が視覚の低下による不便をしないようにしてあげたいものです。
また、眼という器官には「視る(視覚)」という機能以外にも、とても大切な役割があります。
「飼い主さまとのコミュニケーションをとる窓口」という役割です。

目は口ほどに…ということわざがありますが、表情筋の乏しい犬や猫にとって『眼』が伝えてくれる「感情」や「意思」はとても大切な情報となります。
したがって、機能的に眼を守ることはもちろん、「外見的にキレイな眼を保つこと」もとても大切だといちも動物病院は考えています。

いちも動物病院では一般的な眼の問題に対応するための多くの機材を備えています。
内科治療だけでなく、一定水準までの眼科外科にも対応しております。

小さな家族の眼に関する心配事や疑問などございましたら、お気軽に当院までご相談ください。

「眼の中の手術をしなければならない」など、高度に専門的な技術や設備が必要な状況では、ホームドクターとして責任を持って、眼科専門医の専門診療に的確におつなぎ致します。

いちも動物病院では一般的な眼の問題に対応するための多くの機材を備えています。
内科治療だけでなく、一定水準までの眼科外科にも対応しております。
小さな家族の眼に関する心配事や疑問などございましたら、お気軽に当院までご相談ください。
「眼の中の手術をしなければならない」など、高度に専門的な技術や設備が必要な状況では、ホームドクターとして責任を持って、眼科専門医の専門診療に的確におつなぎ致します。

代表的な眼科疾患

ここでは飼い主さまにとって「よりわかりやすい」ページになるよう、飼い主さまが「本やネットでよく見かけるであろう表現」や、一般的な動物病院で獣医師が「飼い主さまに説明する際によく使う言葉」に近い表現をあえて使うようにしています。
また同様の理由で、病気の項目分けも飼い主さまがイメージしやすいことに配慮した構成にしています。
このため、用語や病気の分類が必ずしも「学術的に100%正しい表記」にはなっていない部分があるかと思いますが、この点をご理解の上でご参照下さい。

ワンちゃんの結膜炎

「白目が赤い」「目やにが出る」などの症状で受診され、この診断をされることが多いかと思います。
原因は様々で、バイ菌の感染・異物が目に入った・アレルギー様の反応などが考えられますが…。
上記のような原因を取り除けばスッキリと改善してしまうような「単純な結膜炎」は、実はそれほど多くないと言われています。(データにもよりますが、30%以下)
その他の病気(眼や全身)の影響で『結膜炎っぽく見えている』、もしくは『それらの影響で結膜炎を“伴っている”』ことが、意外と多いのです。
「点眼薬を使うと良くなるんだけど、やめるとまた…」といった場合は、単なる結膜炎ではないかもしれません。
例えば、このようなパターンの典型例の一つはドライアイです。

治りにくい”もしくは“繰り返す”結膜炎でお悩みでしたら、一度当院にご相談ください。

猫ちゃんの結膜炎・角膜炎

単純な「ばい菌の感染」による結膜炎もありますが、猫の場合はいわゆる「猫カゼ」の原因の一つである「猫ヘルペスウイルス」が背景にあることが多いと言われています。
ちょっとした充血や目ヤニが子猫の頃からずっと…という猫ちゃんによく出会います。これは子供の頃にかかった猫ヘルペスによるものかもしれません。
適切な治療薬やサプリメントを使うことで症状がなくなったり、完全とは言えないまでも大幅に軽減することもあります。
おうちの猫ちゃんに目ヤニや充血があるようでしたらぜひ一度、ご相談ください。

また、子猫の結膜炎・角膜炎は積極的に治療する必要性がとても高い(後遺症を残さないために)ので、たとえば「保護したノラの仔猫の眼がおかしい」といった場合は、早めにご相談下さい。

角膜の傷(角膜のびらんや潰瘍)

黒目、つまり眼球の表面の透明な部分を「角膜」と言います。
犬は角膜表面の知覚がヒトより鈍いと言われていますが(毛が入っていても平気な顔をしていますよね)、角膜表面に傷がつくとさすがに強い痛みを感じます。
そういう時は、眩しそうに目を細めたり、涙が通常よりもたくさん出ていたりします。

角膜の表層を角膜上皮(じょうひ)、それよりも深い部分を角膜実質(じっしつ)と言いますが、上皮までの損傷・剥落を「角膜上皮びらん」、実質に至る深い損傷を「角膜潰瘍」と区別します。
角膜びらんや角膜潰瘍はあくまで「角膜の表面が損傷している」という“状態”を指す病名と考えるべきであり、この状態に至る「原因」はたくさんあります。

単純な外傷や一過性の原因で出来た角膜の潰瘍やびらんは、通常なら1週間以内に治ることがほとんどです。
治癒に一週間以上かかったりたびたび再発するような場合は、バックグラウンドとなる別の原因や病気が隠れている可能性を考えなければなりません。

また、猫は「とっさに眼を閉じる」能力が犬よりもかなり高いので、犬のように「うっかり目を傷つける」ことは滅多にないと言われています。つまり、『目を傷つけてしまうような別の原因』が隠れている可能性が犬の場合よりもずっと高いということです。(例えば瞼が麻痺していたり、見えていなかったり)

目の表面の傷がなかなか治らない”“何度も目に傷を作ってしまう”などのお悩みがあるようでしたら、一度ご相談下さい。

ドライアイ

人間でもドライアイに悩んでいらっしゃっる患者さまは多いですが、実はワンちゃんにもドライアイになっている子が意外と多いのです。
角膜の項でも触れたように、犬は角膜の知覚がヒトよりも鈍いため、ドライアイが始まっていても飼い主さまは全く気付けません。ヒトのように違和感から目をシパシパするようなことがほとんどないからです。
気が付けるとしたら、「あれ?目ヤニが増えてきたかも…」くらいでしょう。ですが多少の目ヤニは正常でも出ますので、それが異常かどうかを飼い主さまがご自身で判別するのはとっても難しい…ということになります。
明らかに異常な量の目ヤニが出るようになったり、角膜に変化が出るようになって初めてドライアイと診断されることも多いのですが、その時にはかなり進行しています。
上記は、涙の成分のうち「水分」が足りなくなる最も典型的なタイプのドライアイで、軽度なうちに治療を始めると専用のおクスリ(シクロスポリン眼軟膏のオプティミューン®)の効果が得られやすく、逆にかなり進行してからだと効果があまり得られないことが多いため、その他に複数の点眼薬が必要になると言われています。
ドライアイは「早期発見」がとっても大切、ということです。

ドライアイには上記のような「水分が少なくなる」タイプ以外にも、脂分やタンパク質(糖タンパク質、ムチン)が少なくなるタイプのドライアイがあります。
おかしな話に聞こえますが、「ドライアイで涙がこぼれる」(=下記の流涙症の背景)になったりすることもあります。

初期のドライアイの兆候はとても分かりにくいので、小さなことでも遠慮なくご相談下さい。
また、気になることがなくても、定期的に眼の表面の状態を確認することはとても有意義です。健康診断などの機会を利用して眼科健診を定期的に受けることをお勧めします。

涙ヤケ(=流涙症)

例えば、トイプードルなどの小型犬でよくみかける「涙ヤケ」。これは正式には「流涙症」といいます。
「〇〇(犬種)だから、しかたない」と思い込んでしまっていて、獣医さんに相談すること自体、思いつかない…という飼い主さまは意外と多いようです。
流涙症は実はすごくあいまいな「病名」で、どちらかというと病名というよりは「症状」と言うべきものです。

そして、「これは正常なのか」と問われれば、決して「正常ではない」のです。
(ヒトがずっと涙をこぼしていたら…正常ではないですよね。中型~大型のワンちゃんでは全く流涙がないことが多いですが、あれこそ本当の意味で『正常』なのです。)
流涙症の原因は様々で、瞼のカタチや目の近くの皮膚のシワなどの「眼瞼の形態」的な原因や、結膜や瞼の「感染」、涙の排泄路(獣医さんはよく“鼻涙管”と表現します)の異常などが挙げられます。
これらの原因に合わせた治療や処置を行うことで、治ったりかなり軽減する流涙症も、実は多いのです。
健診やワクチンのついででも構いません。涙の漏れと涙ヤケが気になるようでしたらお気軽にご相談ください。